やませのなぞ

 三省堂「大辞林」によると

やませ【山背】

(1)山を越えて吹いてくる風。山背風。

(2)東北地方の中・北部の太平洋側(特に三陸地方)で、梅雨期から盛夏期にかけて吹く北東風。オホーツク海高気圧がもたらす冷湿な風で、長く続くと冷害の原因となる。

[季語]夏。

と、なっていますが、軽米地方でのやませは、(2)の意味です。
当製麺所の「やませそば」は、この冷たい季節風を受けて育った
蕎麦を原材料に使用しています。